このレビューはネタバレを含みます
風景、人、生き物…うつし方がどれも良い。綺麗すぎて思わずはっとするシーンがときどきある。
隣にさわがしいトルコ人が越してきて、最初こそ嬉しそうな彼女だったけれど、段々とひずみが生じていく。でも子どもたちと過ごす表情が生き生きしていて、お母さんも亡くなったあとにひとり寂しくラジオをつける瞬間の表情との差に、人と交わることで心の上下がある生活、ひとりだけれど心は一定な生活、どちらがいいんだろうなあと思ってしまった。にしてもトルコ人一家は感情の起伏が劇的すぎるけどな、、、