全くノーチェックだったけど
映画民たちのtweet＆フィルマ、ありがとう…
めちゃめちゃ面白かった！
ただの啓発でも復讐劇でもなく
確固たるテーマ性がありつつも
映画としてエンタメとして完成されてる…。
さすが！
世界のフェミニズムは「男女の二項対立」の
時代はとっくに終わっていて
「人としての振る舞い」の領域なんだな～。
（日本はその２世代前、「制度と法律」の段階)
どこまでも「被害者意識」「自己愛」しかない
加害者＆傍観者、ホモソーシャルへ、血を流しながらの断罪。
「ニーナの事件」程じゃなくても
「若い女性」として生きているだけで当たり前に晒される「キモイ日常」にFUCK OFF！
（何度も言います、日本はそれ以前のレベル）
徹底的、さすが英米…！
そして選曲、最高やん。
世界で誰よりも娘を愛しているお父さんが
「娘の幸せ」を喜ぶシーンで号泣した。
後から思い出しても号泣する。
あの男たちが、こんなお父さんになれるとは思えない。
「男と女」の二項対立ではない。
お父さんの描写がある事で、ただミサンドリー女性が
復讐してスッキリ！する映画ではない、と断言できる。
「１Q84」の青豆、進化版。
どちらにしても、女性は血を流して闘うんだな…
コレ、高校の授業とかで観せたらどうですかね？
一番観た方がいいのは、我々上の世代ですが…
邦画だったら、ハッピーエンドにしてただろうな。そう言うところだぞ
