ケンジモンデン

プロミシング・ヤング・ウーマンのケンジモンデンのレビュー・感想・評価

4.5
この手の映画が作られて発信されていくことがひとつの時代の転換点であり、存在だけで意義がある映画だと思う。逆に言えば、この存在がイコール今のこの現状がいつまで経っても無くなってないという証明になるわけで、この手の映画が作られなくなる未来を願う。他人事ではないのだけど。

とりあえず、過去の精神的未熟ゆえの罪はどんなに時が経とうとけして拭い去ることはできないのだと胸に刻まねばならないなということはよく分かった。(最近の日本情勢も含め。)

もしかしたら主人公はこのオチを予想じゃなくて自ら決めてたのかもしれないなと思いました。あの数分間はしばらく頭にこびりつきそうです。