P

プロミシング・ヤング・ウーマンのPのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なかなか強烈な内容だった。なんて皮肉なタイトルであることか。復讐劇?世直し劇?最後の逆転の一手によって、物語としては一応溜飲が下がるようなエンディングにしてあったけど、現実世界では、その手前で泣き寝入りさせられる女性がほとんどなんだろうという点で、男としては何とも言えない、変な汗かきながら観ていた。
ベッドに縛り付け〜絞殺までのシーンは、じっくり緊張感があって凄かった。

■3/26追記:最後に何人かの男たちが警察に捕まったりして裁かれるけれど、その直接的な理由は主人公を殺害、または遺体を遺棄したことであって、決して主人公の友達をレイプ(?)したことではない、という点がミソなんだな、と急に思った。これは主人公が仕組んだ罠による逆転勝利といった意味もあるが、むしろそうまでして彼らの罪を作り上げなければ彼らを裁きの場に引きずり出せなかった、つまりレイプ(?)が裁きの対象になっていない、という問題がある。
P

P