デイ

プロミシング・ヤング・ウーマンのデイのレビュー・感想・評価

3.9
日本での
イジメに遭い、自ら命を落とす中学生の子供達が頭をよぎりました。

イジメの主犯格の人間。
傍観していて、周りで騒いで囃し立てる人間(一番嫌い!!)
隠蔽する学校や教育委員会や市。

その人達は、のうのうと幸せに生きていて、
過去の事として当事者は忘れ去られてしまう…。

キャシー(キャリーマリガン)にとって、
4歳からの幼馴染で親友のニーナがどれ程大切だったか分かる。

キャシーのように復讐してくれる友人が居ただけでも、ニーナは少しでも救われた…?幸いだったのかも。

私はフェミニストでは無いし、どちらかと言うとフェミが嫌い。

でも、この映画に出て来る男達は余りにも女に対して、蔑んで(さげすんで)いて、
過去に何を犯しても出世出来る…そんなのおかしい!!
私も嫌な気分になりました。

多分、キャシー(キャリーマリガン)のルックスが良かったから出来た事もあると思う。

男の人が寄って来るルックスなんだもの。

最初は観ていて、キャシーが何をしようとしているのかが分からない。

段々と分かって来る。

デートレイプや単なる復讐劇では無い、良く練り込んで考え抜いたプロット。

ラストは何故か"スカっ!"としてしまいました。

キャリーマリガンの美しくて可愛いところ。
キャリーマリガンは意外と声が低いのね。
色々な髪型やファッションも見物です。

ポップな映像や音楽
太陽☀️が降り注ぐ明るい町
とは対照的な内容。

私はキャシーの友達のニーナの為にでは無く、
"キャシー自身の事"にしたほうが良かった気がします。

私は、このテーマが本当にダメで、
「告発の行方」
を観てから、げーぇええー!!ってなりました。

二度と観たく無い映画かもしれないです。
デイ

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