キネマ寸評

プロミシング・ヤング・ウーマンのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

4.2
下衆な男、。
登場人物に主人公以外反省をする人が誰も出てこない。
あ、弁護士さんは別か。彼は重要なツールと化す。

最終目標の達成が痛快で鮮やかじゃないか。
女性の扱いに再度気をつけたいと思う。
そんな気付かされがある。

乾いた日差しの空気。
タイトルロゴ、明け方裸足でホットドッグのケチャップを腕に垂らしながら歩くスーツ姿。
超素敵なオープニング。
ライアンのジョーク。
優しいけど変なご両親。
コーヒーショップのゲイルとの会話
そういう積み重ねが何かこの映画を軽くさせていく独特の空気感がある。
その感じが心地いい。

冒頭、OCのアダム・ブロディが下衆で登場!この映画の共通的な悪である[いい人みたいな下衆]を体現していた。
パパ役もこなすクランシー・ブラウン。
ライアン役のボー・バーナムは元コメディ系のYoutuber、納得。

キャリー・マリガンが最高。
知っているイメージと違ってファンになった。
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