偶然ですが、この映画をみている最中に杉田水脈が政務官になったということで過去の発言が大量に流れてきた。
その中で伊藤詩織さんについて「彼女の側にも落ち度がある」「お酒を飲みすぎないのもスキルの一つ」みたいなことを言っていた。つまり、女性の側に落ち度があったり、スキルが低ければ意に沿わないセックスをされてもしょうがないと言っているわけだ。なんて恐ろしい発言なんだろう。
という怒りを込めてこの映画を見ると、なおさら切なくなるし、次々と出てくる甘えた感じの白人男性に対する怒りがより強くなるわけです。冒頭でたるんだ体の男性が腰振って踊ってるところがもうキモい。
女は賢くない方が都合がいいのよね、というようなセリフがアメリカの映画の中で出てくることに驚きますが、それぐらい男女平等はまったく未達。女性を差別するのは男性とは限らず、同じ女性が差別意識を受け入れているのが根深い。こらもやっぱり水脈のように。
血圧が上がる映画でした🎬
