プロミシング・ヤング・ウーマンのよっしーのレビュー・感想・評価

痛切な復讐劇。
強烈なラスト。

復讐を遂げても誰も幸せになれない。
追うことが目的になっていて、待っているのは虚無だけ。
これはメメントしかり。

復讐モノの定番を意識しつつ
見事に裏切ってもらえたラスト。
待っているのは虚無、はいい線してる。

主犯に辿り着くまでのテンポも好み。
関係者への報復！

明確な犯人の抹殺だけじゃなく
性暴力って概念と真っ向勝負するキャシー。
字のまま、人生を賭けて。

後ろめたい過去はどうしても出来てしまうものと思うけど、
こればっかりはね。