ことり

プロミシング・ヤング・ウーマンのことりのレビュー・感想・評価

3.9
痛快だしポップでキャシーがとてもかわいくて素敵なんだけど、やはりこの題材はとても胸にくるものがある。
加害者にあたる立場の人間が(この映画のなかでの被害者が女性であったため)決して男性だけでなく女性も含まれることで、男性vs女性にするのではなく社会全体の性暴力への軽視にたいしてしっかりメスをいれているところがいいなとおもった。(もちろん男性が被害者になることもある。)
キャシーのバーでの行動は完全に病んでるし自分への慰めだったのかなと思うとめちゃくちゃつらい。加害者本人だけでなく家族、友人など周囲にもしっかりとつめあとを残すことを友人目線からみれることもよかった。
酔ってたんだから仕方ない、そんな格好してるから、普段から男好きだったから、男だから、女だから、
ほんと呪いだなと思う。
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