開始序盤にノートにびっしり書かれたタリーを見たとき、これは復讐劇なのかなと思ったらやっぱりそうだった。親愛なるニーナの為にここまでやれるなんて凄いと思った。自分の命より親友の敵討することに重きを置くなんて。
観終わった後の気持ちはちょっと落ちるけど、この話の本軸である事件に関して蹴りをつけられたことに関してはスッキリでした。でもやっぱりやるせ無い気持ちになるな、かなしい。
ライアンにとってあの事件は自分にとって不都合な出来事で。「俺は関係ないから、ただあの時その場に居ただけだし」みたいな完全な責任逃れの軽い気持ちでいるあたりが、世の中の生きてる人々みんなのこと指してるんだろうなと思えた。私たちはみんな、自分自身のことを普通の人間で、他人を著しく傷つけるようなことはやってないし誰かの加担もしていない、と思い込んでいるよね。みんな（私も含めて）、自分に都合悪いことから目を背けて生きているから、もっと現実と向き合って過ちは過ちだと認めなさい、と言われた気分になった。
最後、ライアンに送られたメッセージが;)だったので少し救われました。。
キャシーの前髪ありのブロンドウェーブヘアーが可愛かったです👩🏼
