このレビューはネタバレを含みます
章立てのある映画ってなんでこんなにハラハラするんだろうね…それが活かされていた。最後までどうなるかわからない。
序盤はやることが決まってないような感じにも見えたり、ライアンも計画のうちかと思ってた。(序盤の警告、レイプカルチャー全体への復讐ってことみたいだけど、日本だとしらふに戻っても被害に遭いそう…)
実際のニーナのことがわからなくて、キャシーが言うニーナ像とか、男たちの言うイメージのニーナしか出てこない。
復讐を果たしたキャシー、でもあなたにも生きてほしかったよ。ただ殺されたほうがニュースになるし、結婚式で逮捕された医師、殺害された被害者とは何があったのか…って芋づる式にニュースになるとしたら、一番注目される方法ではあるけど…。
行き先を知ってるライアンは刑事に嘘をついて、なんならキャシーの自殺をほのめかす。アルの友達はキャシーの死体を隠す。なんて彼らは「何もなかったことにする」のがうまいんでしょう。そしてそれらすべてを見越していたキャシー。
「promising young man」は前途有望な男性のこと、2015年にスタンフォード大レイプ事件があった。最長14年になるかもしれなかったが実際には6ヶ月の刑期(しかも実際には3か月しか入ってない)で実際に言われた。
