はい

プロミシング・ヤング・ウーマンのはいのレビュー・感想・評価

4.0
・ライアンの立ち位置が若干不満。ライアン次第でラストのような男/女の対立構造で終わらず、少しばかり光が灯った可能性もある。ライアン次第でキャシーは死なずに済んだ可能性もある。
しかし、そこがライアンというキャラクターの生々しさ、作品の面白さでもある。そもそも性加害は軽んじているし、結局は地位も人間関係も失いたくない単なる保身脳。キャシーが失踪して安堵している姿には絶句する。

・ライアンの造形も含めて、男性陣があまりに対外的なウケがいいのも風刺的。対外的なウケがいいあまりに、被害者だけが孤立無縁になる性加害事件の特徴を穿いている。

・ホモソーシャル"ノリ"の異常さが客観的に見れて面白い。

・独身最後パーティという名のただ単に不貞をする会。
はい

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