こっふん

プロミシング・ヤング・ウーマンのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年 130本目

・引き込み方、メッセージの伝え方が素晴らしい。すごいもん観た気がする。
・ケチャップまみれでホットドッグ、イケてる。会話の言い回しとかも洒落てる。
・ライアンいいやつ〜と思ってたのに結局お前もクソなんかい!
・覚えてない、子どもだった、昔のことでしょ?で収めてはいけないこともある。
・女性蔑視・軽視、そして女性たるものみたいな固定観念をぶった斬る。クズ男を引っ掛けて成敗、復讐というダークヒーロー的な面もある、ブラックな笑い満載のポップな社会派作品。
・言葉選ぶけど、フェミニズムを無理矢理押し付けてこない作風が良かった。直接的すぎず、笑いどころもあってシンプルに楽しめる作品。ただ、きれいごとじゃなく、しっかり現実を突きつけられる。強烈にメッセージは受け取った。
・キャシーがアルに殺される場面、ここめちゃくちゃ食らった。どんなに頑張っても、結局女性は男に単純な力で簡単に押さえつけられる。強烈に今日の男社会を表していると感じた。残酷すぎる。
・第5の復讐にはシビれた。多少は救われたし、スカッとはするけど全然胸クソ悪い感じは残るな〜。これからの女性の明るい未来を思わせるような最後という印象。
・自分には触れにくいセンシティブな問題だと思ってたけど、こうした問題と向き合ういい機会になった。問題提起という意味でも非常に優れた作品。
こっふん

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