note-actor,
ハビエル・バルデム、ワンマンショー。素晴らしい演技力。
アルモドバル監督の初期の作品にデている時から、ずばぬけていらっしゃったが、アメリカのラテン系の地位を確立していらっしゃる。
母国の映画も、ファーゴの殺人鬼も、007の悪役も、あれもこれもすべてよかったが、こんな役難しいは、このひと以外はできんな。
ファザーのアンソニー・ホプキンスと、もはや同格。
エル・ファニング、ふつーにいそうなムスメ、素朴でよかった。
カメラほぼハンディだが、見やすく、さまよう感が効いている。
時代が行ったり来たりしても、バルデムの演技力と、計算された演出で、混乱しない。
お見事な演技力に見惚れているところへ、へ?と、パンチをくらうラスト。どっちが幻想か。タイトル回収している。