トムトム

侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日のトムトムのレビュー・感想・評価

3.0
無料鑑賞ポイントが貯まっていたら普段観ない映画を観るという試みをしているので鑑賞。(特別興行なのでポイントは使えませんでしたが。

個人的に「キャプテン翼」ブームでサッカーを始めてからずっとサッカーをやっていました。
野球経験は全く無いどころかキャッチボールすらした事がありません。

長々と何が言いたいかと言うと知っている選手が全くいないという状態で観たレビューだと言う事です。

2019年11月に行われたプレミア12という大会で日本代表が世界一になった瞬間から遡り、稲葉監督が就任した時からの密着ドキュメンタリーです。

稲葉監督がハンサムでスマートでカメラ映えするのが素晴らしく主人公感があります。
大概の選手よりもガタイがいいです。

そして何人かの選手をピックアップして紹介されていきます。
野球に詳しい方ならここで代表選手のいつもなら見られない姿に興味が惹かれると思います。

大谷選手やダルビッシュ選手など僕でも知っている選手は選ばれていない事を見るとサッカーでいうFIFA管轄外の大会なんでしょう。

興味深かったのはブルペンで1イニング毎の交代を待つ中継ぎ投手達の姿でした。
ピッチャーの出来がゲームに与える影響が非常に大きいので、凄い緊張感がありました。
今ってボールの車に乗っていかないんですね。

あとサインを決めるミーティングも興味深かったです。

個人的に惹かれた選手は周東選手です。
代表選考会議での大抜擢みたいでしたが、その時にコーチの1人が「周東は塁に出たら三塁まで行ける。ぴのみたいな物です。」と言っていたのにウケました。

考えたら稲葉監督も僕と同年代ですからファミスタネタも普通にわかりますよね。

選手間やコーチとのやり取りも戦術面の擦り合わせではなく、技術面の意見交換が多いというのも面白かったです。

決勝で対決するライバル韓国のピッチャーが皆んなあまりにも特徴的な髪型なのが漫画感があって良かったです。
トムトム

トムトム