りょーこ

バルカン・クライシスのりょーこのレビュー・感想・評価

バルカン・クライシス(2019年製作の映画)
3.8
戦争はいつだって人をぶっ壊す

1999年コソボ紛争時
セルビア系民族大量虐殺事件
ロシア特殊部隊による空港制圧作戦
を描いたもの

ロシアらしい大迫力な戦闘シーンには圧倒されます。

前半は少し退屈ですが、後半の空港制圧準備からの戦闘は、息をつく暇もなし!



1999年6月。

ロシアの特殊部隊に、コソボでアルバニア人過激派組織が占拠しているプリシュティナ空港を制圧せよ、との命令が下る。

ベック隊長は、以前、軍を不名誉除隊となったシャタロフ隊メンバーを集め、現地へと向かった。

そこにセルビア地元警察の2人も加わる。

8人 vs 過激派組織
圧倒的不利な状況で、明朝、平和安定化部隊の到着まで持ちこたえろ!!



ボスニア紛争、ユーゴスラビアでのNATOによる空爆、紛争、コソボの独立。
しかし今もセルビア系民族への攻撃は止まない。。

この辺りの紛争については本当に疎くて、鑑賞後少し調べたくらいでは足りず、まだまだ勉強せねばな…といったところ。

なので、激熱なラストの空港戦闘シーンをば…

人数で不利な部隊は、地雷や爆弾をしかけ、スナイパーを配置し、かなり良い感じに守りにつきます。

女性スナイパーが超格好良い(〃∇〃)
ケラン・ラッツ似のがっちりイケメンも素敵!
その他キャラも、お調子者や爆弾好きなど。
前半は個性が薄いけれど、後半から判別出来るようになってきます♪

が、敵もなかなか頭がキレる。
まずは第一波で突っ込み、第二波で様子見とロケットランチャー、そして第三波で迫撃砲投入!
しぶとくてムカつく。。。

薬莢も出てるし爆発も本物!
煙が出てるのとかもいいね( ´∀`)
撃たれて吹っ飛ぶ人体もかなりグロい!!
血飛沫はCGぽいしスローモーションもちょい多いけどw

ロシア産戦争映画は本当に迫力あるなぁ~
歴史をもっと学んで再見したい!

後半の勢いは必見の良作☆
りょーこ

りょーこ