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映画 えんとつ町のプペルのdaigoのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
4.0
原作絵本を見ずに鑑賞。
「自分の夢を信じること」、「周りからなんて言われようと自分の夢を信じぬこう」というシンプルなメッセージ性がすごく伝わる世界観と設定、ストーリー展開で感動した。

近頃、SNSやワイドショーを見ていても、周りと少し違うだけで叩かれやすい社会な気がする。周りの言う"正しいこと”ばかりを求められている気がする。「大多数であること」=「正しいこと」であると誤解しやすいけれど、そうとは限らない。そんな現代社会の中で、人々に挑戦する勇気を届ける作品だったと思う。

厚い煙に覆われたえんとつ町。空のない町では、人々は青い空も輝く星も知らない。ゴミ人間で外見が"異端”なプペルと、輝く星の存在を信じ、内面が"異端”なルビッチ。"異端”を嫌い、排除しようとする人々。
"異端児”である西野の今までの色々な挑戦に対して、世間や周りからの反応が作中の町の人からのプペルやルビッチに対する反応だったのだろうなと思ったし、西野という人物を知っているだけに重なる部分もあり、普通のアニメーション映画とは違う楽しみ方が出来た。
また、メッセージも単純ゆえにすごく届いてきて良かった。
正直、舐めてたけど面白かったです。

ブルーノの体がごつくて憧れた。
なぜか、筋トレしたくなる。
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