ももさく

映画 えんとつ町のプペルのももさくのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
2.6
煙突町…煙突が沢山立っていて朝から晩まで煙が立ち上っている星空を知らない世界。

ルビッチの父親は紙芝居で煙突がない星空がある世界を語っていた事で嘘つき呼ばわり。

ある日、空から心臓が降ってきてゴミを吸い込んだ…そしてゴミ人間が生まれる。

プペル(窪田正孝)心臓とゴミからハロウィンの日に誕生した。

ルビッチ(芦田愛菜)煙突掃除屋。

ブルーノ(立川志の輔)ルビッチの父親で仕立て屋。

ローラ(小池栄子)ルビッチの母親。車椅子生活。

スコップ(藤森慎吾)おしゃべり。鉱山泥棒。

ドロシー(本泉莉奈)頼りになる女性。

【煙突屋】ダン(國村隼)スーさん(ずん飯尾和樹)アイパッチ(山内圭哉)。

【中央銀行】レター15世(野間口徹)トシアキ(宮根誠司)。

【ルビッチの友達】アントニオ(伊藤沙莉)デニス(JO1大平祥生)レベッカ(諸星すみれ)。

他→ 町人A(梶原雄太)。

お笑い芸人キングコングの西野亮廣が原作、脚本、製作総指揮の作品ですが、この方がうさんくさいだのクラウドファンディングだので何かと有名になる前に私の記憶に残っているのはお笑いとして有名な時よりも、朝の番組スッキリでリスのキャラクターデザインしたのに不評で結局最初のリスが一番可愛いって事で採用されなかった事が印象的で、その事が脳裏にあったので、その後、絵で活動して成功?していった事に驚きました。


この作品を何故見たいと思ったのかは私は芦田愛菜ちゃんのファンなので。1人劇場で見た作品。テレビでやった時も見たけど久々にまた見てみました。

劇場で見た時はハロウィンの格好でHYDEの歌で踊るシーンがいきなりすぎて、え?ってなりました。

愛菜ちゃんは「怪盗グルー」シリーズでのまだ子役の頃の声優から大好きですが、こちらの作品は男の子の役だけどうまいですねぇ。伊藤沙莉も男の子の役ですがうまかったです。窪田正孝が窪田正孝が浮かばないくらい腑抜けた声質で、それがまたキャラに合ってました。これでもか!ってくらい芸能人を使っていますがみなさんうまかったです。宮根誠司もどんなもんか?と思ってたけど言われなきゃ分からないくらい自然でした。

      「友達、頑張ってみます」

      「友達、得意かもしれません」

私は裁縫が苦手なので縫い物上手い人すごいなぁと思ってしまう。

ハロウィン、なんて日だ、長めのハイタッチ、ブレスレット、異端審問官、腐るお金L、外の世界を忘れさせる事、火薬、帽子も印象的。

      「星って知ってるかい?」

    「また臭くなってるじゃないか」

映像がとても不思議でのっぺりしてるようで立体感もあるような…地味に見えるようでカラフルだったり…絵本のような切り絵のような色んな要素があるように感じました。

初めて見た時は良かった!と思ったが3回目ともなると細かい部分が気になってしまった。ルビッチの父親の死因があやふやだし、スーさんの存在もねぇ…あれなんだろうけどもう少し説明あっても良いと思ったり。お母さん何で車椅子なの?とか。

過去をあーだこーだ説明してくれたり回想とかもあるんだけど、何だか分かりにくいし秘密が比較的どうでもいいような…。ゴミ人間についてもねぇ…。

あんな世界で生きてたら煙吸い込みまくりで、それこそマスク生活にしないと体に害がありそう…なんてヤボなことすら思ってしまいました。

         「上を見ろ!」