スーパーで見かける「環境に優しい」商品。買うだけでオランウータン、海、そして熱帯雨林まで救える というが本当だろうか?確かに「お買い物は投票」というように一人ひとりの消費行動は企業に影響を 与える力がある。でも、本当に正しく消費するだけで世界を救えるのだろうか?ヴェルナー・ブーテ監督 は、グリーンウォッシングの専門家カトリン・ハートマンとスーパーを訪れ、カップスープ、ピザやドレ ッシングなど多くの既製品に「持続可能な」と表示のあるパーム油が使われていることを知る。 「持続可 能なパーム油なんてない」と主張するカトリンに驚き、実態が知りたくなった監督は世界一周航空券を 買い、ハートマンと一緒に旅に出た。 2人がまず向かったのは、パーム油の生産量世界一のインドネシアだ。現地の活動家の案内で、数日前ま で熱帯雨林だったがパーム油農園を拡大するため企業により不法に焼き尽くされた土地を訪れると、監 督はその痛ましい惨状を見て絶句する。どうしても普段の買い物と、森林破壊が結びつかない。どうすれ ば環境破壊をせずに済むのか?買わないことなのか、正しい消費の選択をすることなのか? 2 人はブラ ジル、ドイツ、米国を巡って、様々な業界の実態を調べていく。そして著名な学者ノーム・チョムスキー などに解決方法を聞きに行く。持続可能な未来のために、私たち一人ひとりがどう行動するべきか問う ドキュメンタリー。
“人類は絶滅する恐れがある。それも決して遠くない未来に”──2012年、21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡するという論文…
>>続きを読む2017年4月、英国ファッション協議会とVOGUEによって、その年の英国最優秀新人デザイナーに選ばれたエイミー・パウニーは、賞金の10万ポンドで《Mother of Pearl》をサステナ…
>>続きを読む©e&a film