【劇場鑑賞】(16)
るろうに剣心 最終章 The Biginning
剣心のアクションが今までとはまるで違う！
逆刃刀の叩くアクションから真剣の切る(擦る)アクションへ。これでもかと切りまくる剣心の殺気がスゴい！
今までのアクションもカッコよかったがあくまで峰打ちなのでパンパン叩く感じが好きじゃなかったが、本作はズバズバと切り、返り血を浴びるのがめっちゃクール！スピード速すぎてよく見えん(笑)
剣心も真剣を振るからこそ緊張感もめっちゃあった。
ドラマメインでアクション少なめと思いきや全然バトルシーンもたくさんあったし、vs沖田総司はシビれた！
肝となる巴とのドラマパートも儚く美しくそして切なかった。画面の中にずっと冷たさみたいなものがあって、同じシリーズでここまで作品の雰囲気を変えるのは相当こだわったんだろうなと思った。
不満点を言うと、剣心と巴の悲愛に胸を締め付けられたがやはり『The Final』の中での『The Beginning』のダイジェストは本当にいらなかった。原作未読の自分からすればあんなのただのネタバレ動画だゎ(笑)
できれば何にも知らない状態で本作を観たかった。そしたらもっと感動できたと思う。
原作未読でまだ最終章を観てない人は
『The Beginning』→『The Final』の順番で観た方がいいのでは！？
素晴らしい最終章にして邦画の最終章を観てしまった気がした。こんなスケールの大きい漫画実写化シリーズはもう日本じゃ作れないだろうな。
これで終わる。ここから始まる。───
