このレビューはネタバレを含みます
これまでは刀ではあっても"叩く"だったものが、今作は"斬る"となっているのでアクションも少し違った雰囲気。
個人的には前作までのアクションの方が好みだけど、あくまで好みの話であって圧倒的であることには違いない。
ただ原作同様といえばそれまでだけど、タツミの"噛ませ犬感"が凄い。
なんか…少し邪魔にすら感じたのはなんだろう…
村上虹郎さんはアクションも出てる雰囲気も良かった。
ストーリーはなぁ…
全体の雰囲気は好きなんだけど、原作の頃から巴が剣心を好きになってしまうことが少しわからなくて…
「一緒に過ごしているうちに相手を知って惹かれて…」みたいなことなんだろう・っていうのはわかるんだけど、どんな理由であれ愛した人をあんな殺され方をして、その仇を好きになるなんて想像ができない。
剣心の頬の傷が十字になる流れも原作とは違ってOVAと同じみたいで。
最後の台詞「ごめんなさい、あなた…」は婚約者に対してだと感じてしまう。
敢えて自ら剣心の頬に刀を当てた行為は、結果的に婚約者を殺した相手を愛してしまったことへの罪の呵責からであり、傷を重ねることで婚約者と交じる・自然とそんな風に感じた。
答えはわからないけど…
