たかり

17歳の瞳に映る世界のたかりのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
-

自分が17歳の頃は、如何に瓶のコーラを早く飲み切るかってことと、床が傾いたボウリング場で常にハイスコアをキープし続けることくらいしか考えることなんてなかった気がする。
でも、周りを見るとイジメがあったり、可愛い女の子と付き合っとるやつがおったり、志望校に落ちたやつ受かったやつがおったりした。
世の中に溢れとる他人事って思えることが
映画だと何故か感情移入してしまってその当事者やったり自分のことのように感じてしまうことがある。
経験しとらんことを映画で擬似体験して
生活の中のちょっとした部分に影響がでる。
この映画に出てくるクソ野郎を反面教師に見立てて我がふり直すこともできるようになる。
正直に生きるためには正しくないことをしないといけないこともある。
立ち寄ったカフェのドーナツが美味しかった。そんな些細な幸せがたまにあるだけで続く辛く厳しい現実を生きとる人がいるってこと。
もっかい考えます。
たかり

たかり