さくさく

17歳の瞳に映る世界のさくさくのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
4.4
エリザ・ヒットマンの監督・脚本によるロードムービー。
おすすめ対象:高校生以上

苦しい。リアルに、17歳の主人公の感じたものがそのまま伝わる。リアルすぎて泣けなかった。
映画を見たあとのすっきり感とか、一作品観たぁ!って感じは求めないで、ただ少女の視点を感じるために見てほしい映画。

映画の中では色んな問題に触れられてるけど、敢えて性別だけのレビューを書きます!

私は女の人はもちろん
男の方にも見てほしい映画だと思う。

前に、「女は媚び売ったり身体が武器になるからいいよな」っていう一部男性意見に対して「女性は自分の身を守らなければならない」っていう価値観を知ってもらいたいという記事(?)を見たのを思い出した。

"17歳のある少女の男性への視点"は見る男性にとって、新たな価値観?見方を見出すのではと思った。恐らくだけど、感じたことないものだと思うから。知ってほしいな


日本では大丈夫でしょって?
都心のナンパ師やキャッチの人、話くらい聞けよってよく言いますが、男に力で勝てない分、女は自分の身を守らなきゃいけないんですよ。決して男性を否定してるわけではなく、世の中いい人だらけじゃないから注意してるんだって思ってほしい…
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