主人公のオータムが親に秘密で中絶手術を受けるべく、いとこと共にNYへ向かう。
道中、オータムはフードを被り、眠りもせず、ゲーセンで選ぶのは体を使わない頭脳系。寝たりダンスゲームをしたりするいとこの行動に対して、オータムは色々な経験をしてしまっているからか、身を守る行動を自然と徹底してるように見える。こうして書くといとこが無神経な風に見えてしまうが、彼女は彼女で身を挺してオータムを守っていて、これがまた苦い。
身を守ってたオータムがとうとう堪えきれなくなるのが、原題の語群が発せられた時。気づけばカメラがずっとオータムの表情を映していて、その表情の変化がめちゃくちゃ辛い。
ラストシーンは本当に「お疲れさま」。