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劇場版 騎士龍戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャーのdm10foreverのレビュー・感想・評価

3.6
【ワチャワチャだけどシッカリ】

うちの息子君と一緒にNETFLIXで「何観よっかね~?」なんて言いながら検索していて見つけた作品。
そう言えばあったね~リュウソウジャー!
(ケッボ~~ン)って当時はよく言ってたよ(笑)

ルパパトはどっちだっけ?リュウソウジャーの前?後?
お父さん的にはその程度の記憶なんだけどね・・・
でも息子は「懐かしい~~」って言いながら楽しそうに鑑賞。

たった9歳のガキンチョが「懐かしい」て・・・。
お前が懐かしく感じる「2~3年」なんて、お父さんにしてみたら「昨日」みたいなもんだぜ。

・・・・はぁ、歳は取りたくないもんだね~(笑)

ってな感じで息子と二人で鑑賞。
でもやっぱり「ルパパト」はあまり観た記憶がない。
確か、当時息子があまりはまらなかったっぽかった記憶がある。
(え?泥棒なの?警察なの?)とプロットの時点で混乱したようで、「観ているうちにわかるかもよ」なんて言ってたんですが、子供心に『正義は勝つ!』で日曜日をスタートしたかったらしく、結局ヒーローはどっちなんですかねぇ・・・っていう感じだったらしいです。
うちの子、その辺はキッチリしたい性格なもんで・・・。

っていうことで、このままいけば頼みの綱は「リュウソウジャーのみ」となりそうなとこですが、この数年でうちの息子も「妥協」と「大人の事情」というものをちょっぴり理解したようで、今回は普通にルパパトを受け入れて観ていました。

物語としてはなかなか唐突ではありますが、個々のお話しのキャラクターの絡め方としては結構スムースだったんじゃないだろうか?

得てして、こういう「ヒーロー戦隊大集合」系の作品って、パラレルワールドどころか「時空が歪みまっせ」ってくらいの勢いで「無いものをあったことにする」ことが往々にしてあるので、従順な子供たちですら「え?どうしてコノ人たちが出てきたの?」ってビックリするくらいなんだから、もう大人は一歩引いて見守るというスタンスしかないわな・・っていう事が多いんだけど、今回に関しては、まあそこまで変でもなかったかな・・・
ま、もともとの世界観自体が「アレがアレなんで・・・」って言い出したらきりがないけどね(笑)。

ってな感じでどのヒーローも過不足無く出番があって、それぞれの個性もキチンと投影されていて、それでいてアイテムを交換しながら共闘するっていう「お祭り」ならではのお楽しみもあって、これはこれで結構楽しい。

ヒーロー戦隊ものや仮面ライダーとかって、子供と一緒に観ることが多いパパさんママさんも多いと思いますが、観ていたヒーローでお子さんの世代がわかったりしますよね。
「あ~うちの子は『トッキュージャー』世代だから、もう『キラメイジャー』は知らないな~」とか
「よく息子と一緒に『仮面ライダーカブト』観てたけど、最近のライダーはわからんわ~」とか。
お父さんたちの飲み会でもちょくちょく話題に上がります。

きっと、将来うちの息子にも子供ができた時、「お父さんの頃は『ゼンカイジャー』ってのがやっててな~」なんて自分の子に話すこともあるんだろうな・・・。

因みに僕が子供の頃は「バトルフィーバーJ」とか「デンジマン」「サンバルカン」あたりが好きだったなぁ・・・「ヘドリアン女王」とか、子供心に結構怖かったもん。

わっかるかな~?わっかんね~だろうな~。
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