インドの四話オムニバスホラー。
言いたい事は分かるが表現がそれについて来ず、察するように観ないと芯が掴めない。
時折具が現れるが常になんの味か分からない薄いスープを飲まされているような感覚。取り敢えず現代インドではカラスが嫌われている事は分かった(けど女性のエピソードとクリーチャーデザインは好きです)。
幽霊や化け物を普通に丸出しにしてくるのに、驚きの分かりにくさ。
ストーリーが難解なのではなく(話はかなり単純)観せ方がかなり遠回りで冗長・内容を把握しながらふーんと観てるうちに終わる、という、没入や感情移入を許さない他人事感。
インドでは怪談ってこういう淡々としたのが好まれるのかな。
