イタリア映画ってここまでできるのか!!と驚く一作。
私の中にはマッテオ・ガローネ=暴力性のイメージが刷り込まれていたから、そこそこの描写があるのでないかと思っていたけど、全く平和だった。もちろん人生甘くはないけど、なんかすべてが優しいファンタジーというか、衣装も美術も物語も繊細でガローネ=ロマンチストという新たなイメージが構築。
こんなにうるさくないイタリア映画も初めてかも。笑
前作『ドッグマン』の主演俳優もどこかに出ていたらしいが、特殊メイクでさっぱり分からん。
映像の細部にまでこだわりが見えて、ハリウッドにも劣らぬ作品。これは劇場で見なかったら損していた。やー、すごかった!大満足!!