Jaya

百発百中 -Ghilli/百発百中のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

百発百中 -Ghilli/百発百中(2004年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

唯一無二な気がするカバディアクション映画。人生で初めてカバディのルールを多少なりとも知っていて良かったと思えました。カバディカバディカバディ…。

但しカバディ要素とダナラクシュミの手助けは、殆ど無関係と言っていい。ストーリーもそれほど凝ったところはないんですが面白い。

ダナラクシュミがえらくキレイでした。演技は「ンッ、ンッ、クスンクスン…」しかありませんでしたが。主役のヴェールの演技はさすがでした。妹もかなりいい味出してたと思います。

アクションやダンスの一部、その他強い動きのあるシーンはとにかくコマ落としが頻発。その上カットもやたら短く繋いでおり考える暇を与えてくれません。

そしてアクションもやたらカッコよく、ダンスの方も殆ど男しか踊っていないせいか、キレキレでカッコよかったです。

カバディシーンの少なさは不満。準決勝丸々飛ばすのはさすがにあんまり。もっと観たかったんですが…。本編とは関係ないですが、字幕が雑すぎて台詞飛ばしているところが多すぎでした。

異常なまでのテンポと斬新な演出の数々ながらも、意外に荒唐無稽ではない筋の通った脚本で、良い意味で思い切り期待を裏切ってくれた作品でした。
Jaya

Jaya