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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカのnattyan9のレビュー・感想・評価

4.1
https://www.youtube.com/watch?v=6L2lcD8cuD4
(日本語)
https://www.youtube.com/watch?v=BsKVKgKuzHY
(english)

          2608
(IMDb 1,750:7.1人視聴)
   
"El Pepe"
『世界でいちばん貧しい大統領』
 (愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ)

価値観を揺さぶるものが好きだ。
 
そして、
さすが、
三大映画祭を制覇した監督
エミール・クストリッツァ、
ラストシーンが
大河ドラマのように
染みる染みる・・・
 
奇しくも、
人間は、今、
ベーシックインカム
(最低限所得補償)
(=不労の定額給付金みたいなもの)
っていう、
資本主義の
次のステージに
進もうとしてるから、
めっちゃ感慨深いものがあったなぁ・・・
(例:スイス、ドイツ、スペイン、
   フィンランド、ブラジルなど)
 
ベタだけど、
何か戦後の日本人て、
アメリカの資本主義の後を
追ってたんだけど、
抜いた後は、
”何が豊かさか”
っていう部分を忘れてしまって、
目標を失ったんだよなぁ・・・
 
まさか、
こんなに資本が偏るとも
思ってなかったし・・・
(たったの62人の大富豪が
 全世界の半分の富を持つ)
 
ムヒカさんのセリフ
 
「最大の犯罪とは、
 米国が生んだ 金融制度だ。
 人間が
 働かずに稼げるようになってしまった」
 
には、ハッとさせられたなぁ・・・
 
本当に、本当に、
過剰なお金を再分配したら、
世界は平和になると思うんだけどなぁ・・・
(9・11も格差の延長線上だと思うし)
 
印象的だったセリフが
幾つかあった。
 
「経済や物質の進歩は、
 モラルの進歩ではない」 
 
「成功した社会主義者は、
 最後に、
 資本主義者、個人主義者に
 寝返った」
 
「国民が選んでくれたんだから、
 国民と同じ生活をするんだ」
 
 
 
 
 
 
ps. 
ホセ・ムヒカ氏は、今も、
大統領になった時と同じく、
報酬の大部分を財団に寄付し、
月1000ドル強(約10万円)で生活している。
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