しょくもつせんい

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカのしょくもつせんいのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どんな考えで、給料の大半を支援に使ってるのか?シンプルな疑問を持って鑑賞した。
途中、社会主義思想なのかなって思ったけどそうじゃなく、単に人を愛しての行為だった。
国民の代表であるなら、国民と同じような生活をするべき、とも言っている。
最後も語っていたが、個人主義がはびこる世界に連帯主義を持たせる、つまりwin-winが大事だと言っている。だから、他の国のこと(アラスカの氷を砂漠に引くインフラを整えるとか)も考える。
それには資本主義には限界があり、他の考えを持ってくる必要があるという。

そして、若い頃は貧しい人たちのために戦い、法を破った。
チェゲバラの影響を受けて武力で政治を変えようとする。
善は悪にもなり、悪は善にもなる。

まあ、日本では安倍さんの事件もそうだけど、基本的に武力行使はバカの行き過ぎた行為に過ぎない。ただの人殺しだ。真似しない方がいい。
ぺぺの場合はどうだったんだろう。当時の政治状況をしらないだけに、そこはなんともいえないね。

まあ確かなことは、少しは募金して質素で心ゆたかな暮らしをしろっていうメッセージだね。個人主義にならず、人助けで自分も他の人も豊かになれると。