LEE

運命の子のLEEのレビュー・感想・評価

運命の子(2010年製作の映画)
4.0
趙文卓が出ているということで鑑賞
重厚感のある一本だった


元々有名なお話の映画化ということもあって勿論だけどもストーリーが面白かった
冒頭は色々と登場人物が多いこともあって混乱したけど、父子と仇の心情の変化の模様が一時足りとも目が離せなくて、割と長尺で静かな映画だとは思うんだけど最後まで一気に見せ切る力があった
ラストの決着の付け方はややごちゃごちゃとしてしまった感はあるけど、全体としてはかなり満足
そして期待していた趙文卓なんだけど、割と前半で死んでしまう!!
しかも別に本作はアクションがない訳ではないのに趙文卓はアクションをせずに退場!一体なんの為にキャスティングしたんだ…(名前に趙が付くから?
日本のレンタル版のジャケにデカデカと載っているファンビンビンも割とすぐ退場してしまうのでご注意を


アクションは少ないながらある
チンシウトン×チャンイーモウ映画ほどではないけど、アクション的な面白さは残しつつも映画としての毛色に合わせたちょうどいいものになっていて良かった
でもラストバトルで老人の方が若者よりアクロバティックな動きをしていたのにはびっくりした笑


そこまで評判は良くないけど個人的には面白かった一本でした
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