ローランド・エメリッヒ監督が、世界崩壊に直面した人々を描いた作品。
彼の作品はリアルさを度外視した作風のものが多いから覚悟していたが、こんなに理想主義に傾倒しているとは思わなかった。「世界が団結して地球の為に」なんて出来るはずがないことが分かっていてこの作品を作ったのか？そういう意味でもリアルさが無くてガッカリした。
しかし、VFX効果は目を見張るものがあり、都市が破壊されていく様子は物凄い迫力。映画館だともっと楽しめただろう。また、序盤の「ダ・ヴィンチ・コード」を彷彿とさせるようなミステリアスな展開も良かった。
