ちっちゅう

2012のちっちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

2012(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2020.11.21(土)
子供のころから知っているノアの箱舟の話、
この歳になると違う側面が見えてくる。

自分だけが助かろうとする金持ちはともかく
国のトップが「どこで線引きするか」を決めるのはどうしてもやらなければならないことだし
助け合うからこそ人間なんだというヒューマニズムももちろん分かる。
そのせめぎあいは当然で、きっと正解はないのだろう。

人々がパニックを起こすのを分かっていて知らせるのはどうなんだろうと思って観ていたけれど
アメリカ大統領の「家族に別れを告げられる」というセリフに感銘を受けた。