若ハゲ

2012の若ハゲのネタバレレビュー・内容・結末

2012(2009年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

中盤、家が倒壊するシーン〜噴火あたりの映像美、迫力は圧巻で見応えがあった。

しかし、ツッコミどころは多々(エイドリアンは一地質学者なのに影響力ありすぎ、津波が船に入り込んでるのに沈む気配なしなど)あり、極め付けは、ジャクソン一行が忍び込んだことによって船の乗客全員に命の危険が及んだのに、ジャクソンが助かったことで他の船員が大盛り上がりするという脚本。流石に無理がある。

加えて、ジャクソン一家以外へのフォーカスの当て方が中途半端に感じた。他のキャラクターの掘り下げが浅いので群像劇とはいえず、もっときちんと掘り下げるか、他のキャラの描写を省いてジャクソン一家とエイドリアンに集中すべきだったと思う(特にエイドリアン父の友人の子供一家の必要性を感じなかった)。

パニック映画として、満足度はやや低め。
若ハゲ

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