エイデン

ビリー・ザ・キッド 幻のガンマンのエイデンのレビュー・感想・評価

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賞金稼ぎ達が、“ビリー・ザ・キッド”の通り名で知られる伝説のアウトロー、ウィリアム・ボニーを狙って彼の住まいだという山小屋を包囲していた
しかしそこにいたのは、新たにビリーの相棒となった早撃ちの名手ジョン・R・マッキーのみ
賞金稼ぎ達は、リンカーン郡へ連れて行けば500ドルの懸賞金が手に入ると、銃を突き付けながらビリーの行方を尋ねるが、ジョンは冷静に警告を発する
そして警告通り、現れたビリーとジョンによって、瞬く間に賞金稼ぎ達は撃退されてしまうのだった
この住処も安全では無いと感じたビリーは、1人北へと向かい身を隠すことに
そんな彼に因縁ある人々は、更に釣り上がった懸賞金を目当てに動き始める
そして1878年、ニューメキシコ準州リンカーン郡にて一堂の運命は交錯し、大きな抗争へと発展していく



アメリカ西部開拓時代の伝説のアウトロー ビリー・ザ・キッドと、彼を狙う人々の戦いを描いた歴史アクション

実際にビリー・ザ・キッドも参戦したリンカーン郡戦争と呼ばれる抗争を元にしている様子だが史実とはかけ離れた物語となっている

全体的にビックリするくらい低予算で、金の掛かる歴史モノとしては珍しいくらい
内容も当然かなりアレで、アクションシーンのポンコツさも相当
単調な展開ややたらと多い登場人物の視点なども相まって、もはやストーリーを追うのも大変なレベル
ちなみに監督のクリストファー・フォーブスが1番意味のわからないキャラクター役で出てるぞ

タイトルロールのビリー・ザ・キッドすら空気となってる困ったちゃんで、特に褒める部分は無いけど、低予算で好き勝手やること自体は嫌いではない
かなりの虚無映画だけど、覚悟決まったアウトローは観ましょう
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