青二歳

迷子の人形の青二歳のレビュー・感想・評価

迷子の人形(1959年製作の映画)
4.1
チェコの女性アニメーター、ヘルミーナ・ティールロヴァーのパペットアニメーション。人形が迷子になって森に迷い込むお話。同じくチェコの実写映画で“クーキー”という映画がありますが、大まかなあらすじは似ています。
その迷子の人形を助けてくれるのは、打ち捨てられたか忘れ去られた傘やバケツ、スコップ、ボール、犬のオモチャたち。夜の街中で迷子の人形がこんな行進をしていたら…なんて思うと素敵ですね。
さらに帰宅して終わりではなく、もう一段階置くところがいい。人形は人間と共にあってこそ人形。

実写とストップアニメーションの合わせ方が愛らしい作品です。特に犬が追い立てられるところはソーキュート。
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