デンマーク映画で全編ドイツ語、英訳との対比が興味深かった。作品を一言で言い表せば「大人ってずるい」。女王たるトリーネ・ディアホルムの口の周りの皺が気になって仕方がなかったし、不幸な義理の息子が高良健…
>>続きを読む夫の連れ子に手を出す醜悪な1人の女性から人間の根源的なナルシズムやエゴイズムを暴き出す一方、映像表現としても非常に鋭利で大人と未成年の性問題に警鐘を鳴らすサンダンス観客賞受賞作。物語の起爆剤としての…
>>続きを読む性暴力や家庭内暴力の犠牲者救済でキャリアを積んだ弁護士のアンネは前妻のもとから引き取った夫の息子グスタフ(10代!)と関係を持ってしまった。このへんの描写、ボカシがかえってエロ倍増させちゃうパターン…
>>続きを読む主人公が性暴力や親からの虐待被害者を助けている弁護士だと思うと、あまりに皮肉すぎる展開。人はいつも自分だけは大丈夫と思うし、自分のことになるとちゃんと見えていない。加害者の言い訳の羅列にぞっとしたけ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大人って汚い
立場や感情の変化をきちんと説明すれば納得して関係を終わらせることが出来たはずなのに、わざわざ強めの裏切りをする意味が分からない
というか自分もそうされて逆上した経験があるので、怒りが…
ノーザンライツフェスティバルにて。
アカデミー賞国際長編部門のデンマーク代表。
不倫ドラマかなと思ったがちと違う。禁断の恋ともちと違う。
大人の保身とわがままが引き起こす悲劇。
思い付きの保身は…
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