この映画を作ることで何を世に問いたかったのか?
(小説感を出そうという演出なのだろうけど)ナレーションが状況を説明しきるので映像がもはや不要になってしまっている(し、実際たいしたものも映らない)。
演技も、古風な芝居感を出そうとしているんだろうが、現代においてあえてそれをやるという意義が見えてこない。
虫は目がクリクリで可愛い。
(これはおそらく原作由来の部分で(まだ読んでないので分からないけど))父親の息子への行動が意味不明だったが、SFとして見るのではなく単に職を失った息子という概念を虫に形容したものだと考えると理解ができそう。