カナグ

ガーディアン24のカナグのネタバレレビュー・内容・結末

ガーディアン24(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

記録が残ってたので移植

しがないスーパーの警備員であるワルテル。ガタイが良く威圧感さえあるようだが、その実温厚な人物であった。
しかしある夜、勤め先のスーパーに強盗グループが侵入して……。


舐めてた相手が激強で……!という恒例の内容だが、こんなのなんぼ煎じてもいいですからね。
強盗の一味が調子に乗り主人公を(軽く)痛めつけるが、秘められた力を解放してからはやられた事を倍返しどころか10倍くらいにお返ししてくれる。
店内の商品を使ってDIY。手軽に殺傷能力の高めな兵器を作り出し、終いには火炎放射器まで手作りしてしまう。汚物は消毒だー!みたいな威力で犯人たちを店内ごと焼き尽くさんとする。恐ろしすぎる。
これだけだとフランス版の『イコライザー』みたいだなぁと感じるが、今作はコメディであり、犠牲者がほぼほぼ居らず、ハッピーエンドを迎えているという点が前者との大きな違いだろう。相手のグループの規模というか、いかにも街中の悪ガキと、それを上手く言いくるめ騙しているチンピラのような組み合わせなので、街を牛耳るマフィアとは天と地ほどの差があるね……。

後味もすっきりで楽しい映画だった。

(2020.07.11)
カナグ

カナグ