ボスを除いた4人の強盗団のメンバーがイラつきを覚えるほどにアホすぎるけども結果的に彼らのアホっぷりが映画の特色であり魅力でもあったんだなと。
スーパーマーケットの温厚な警備員のおじさんが実は戦争で活躍した伝説の兵士で…といういわゆる舐めてた相手が実はめちゃくちゃ強かった~的なアレでたしかに普通のおじさんじゃねえなという強さではあるんだけどもそこまで突き抜けたヤバさでもなかったなぁというか殺してはいけないって誓いのようなものもあるみたいだし。
殺しを禁ずる誓い?がなくて全力で命を奪いにいってたらもしかしたら『イコライザー』のマッコールさんに匹敵する強さもありえるのかなぁ?
そうだとしたらもう10分くらい長くなってもいいからワルテルの過去と妻との関係性をもっと深掘ってもらってもよかった気もする。
ともあれ全体的にクスリと笑えるフランスっぽいコメディにはなってて爽快感もあってよかったと思いますー。