ポロポロ涙がこぼれてしまった。これ書いてる今もうるうるしてる。
映像は本当に綺麗。繊細で、ストップモーションアニメってこんなに表現できるんだ! とびっくりした。
そして、キャラクターの愛らしさが物語の残酷さとのギャップになって、切なさが増した。
ごんと母親とのエピソードや、彼岸花とあけびなど、アレンジの加減が絶妙。
子どもの時は「兵十のお母さんは、うなぎ食べられなかったから死んだんだ」と、ごんとおんなじように考えていたけど、きっとうなぎを食べていても、お母さんは……。
大人になった今は、兵十に感情移入した。
せめて、ごんがお母さんにたっっくさん甘えられてたらいいな。