とぽとぽ

海辺の家のとぽとぽのレビュー・感想・評価

海辺の家(2001年製作の映画)
3.5
あと数ヶ月の命と言われたら?家を建てる
この感動は、ヘイデン・クリステンセンあってこそ

父ケヴィン・クライン × 息子ヘイデン・クリステンセン = この夏はサムと暮らして、今の家を建て直す。親子の確執、原題通り家という象徴。まず壊してから建てる。人生は家みたいなものだから。波の砕ける音に耳を澄ますたびに何か聞こえる。分かりやすく鳥肌立っちゃったよ…。ここでは大人たちが皆変わっていく、そして綺麗にまとまっている。
ハッキリした顔立ちで実の親子と言われても違和感ない二人はじめ魅力的なキャスト。反抗期まっしぐらな息子は音楽やTシャツからマンソン、メタリカ、ゲバラetc...などに夢中の様子で、あちこちピアスとアイメイクと青色の髪の毛パンクファッション系。最初は衝突の絶えない二人。お前はいつどこで誰といても幸せそうじゃない死人同然だ!
バラバラに壊れた家族が一致団結イベントになっていく心温まる感動作。

P.S. 大衆日本人大好きな難病モノ。にしても積極的すぎる隣家の娘ジェナ・マローン。
I mean... Hello!!?

勝手に関連作『Demolition/雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』『Herself/サンドラの小さな家』『7つの贈り物』
『愛が微笑む時』『アメリカン・ビューティー』『ファミリーツリー』
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