矢野竜子

ノロワの矢野竜子のレビュー・感想・評価

ノロワ(1976年製作の映画)
3.9
死、欲望=
スペクタクル、見せ物(映画、演劇、舞踏)
楽団の音楽と色とりどりの衣装が象徴する。
ただラストの対決は楽団の音楽もなく、
衣装も白でフィクションが後退し
現実が迫り出してくる。
「今夜わたしは2人いる」という台詞と
モノクロに反転する画で
現実とフィクションは混ざり合い
映画はもちろん死で終わる。