小さな弁護士事務所に勤める新米の弁護士ジャスミン、彼女は司法取引の書類を整えるのが仕事で法廷に立ったこともない。
その彼女が担当させられたのは話題の事件の容疑者グレイスウォーターズ。
当初は自白もしてるし司法取引は簡単に済むと思われていたが…。
ほとんどがグレイスが殺人に至るまでの経緯で後半が裁判シーンになっていく。
彼女は新米なばかりかかなり無能でヒステリーのバカなので通常の裁判もののような盛り上がりも感じられない。
裁判ものとしてはあまり面白くない。
登場人物のほとんどが黒人で差別問題はまったく触れられない。ただひとつ負けそうになっで法廷でわがままいいだすところはアメリカの黒人らしい自己主張だと思った。
新しい映画ではなく昭和の頃に観た法廷もののテレビドラマみたいだった。
なんだか都合のいい話。たまたま相手が死ななかっただけで殺人未遂とか障害の罪はないのか。
突然オチに超弩級の犯罪をぶつけてこっちの方がもっと悪いだ、って言われてもね〜。
