善良なグレイスの人生は幸せの絶頂を迎えた日から、みるみる内に転がり落ちていった。
不可解な出来事に身に覚えのない罪。
職を失い、財産を失い、愛する人をも失った。全てを失ったグレイスは感情に身を任せて傍にあったバットを手に取り……
夫殺しを自白したグレイスの弁護をする事になった経験の浅い弁護士。事件を調べるうちに、予想もしていなかった真実が明るみになっていく法廷？サスペンス。
細かい設定の甘さやツッコミどころは割とあるけど、起承転結がしっかり作ってあるため中盤以降は飽きる事なく見れました。
もう少し評価高くて良さそうなのになーと思いつつ、まぁそんなもんなのかもと思ったり。
結局グレイスの息子が何で車で急いでたのかが有耶無耶になってたり、警察も弁護士事務所も、ハナから真相を明らかにするつもりがないのもモヤる。新米弁護士のキャラクターもブレブレ。
何より、全ての真相が明らかになったとしても、グレイスがやった事は消えないと思うんだけど、アメリカじゃ、そんなのは気にしないものなんですかね。
