人間力とでもいいましょうか。
考えはさておき、これだけの切れ者でもなお個人的な感情に左右されてる、そこがなんとも人間らしいなと。
全共闘1000人が揶揄しながらも彼の著書を読んでるやん、と微笑ましく思えた。
その時代、派閥は違っても次の時代を担っていく若者が抱えている感情は同じだったのではないか…
三島にはそこまで見えてたんですよね。
改めて影響力の大きさに圧倒され、50年経った今もなお関わった人の心に残り続ける、三島由紀夫はそんな存在だと知った。
世を去る一年半前とは思えない生命力で、不確かな世の中を自分に忠実に生きていた。
もし存命だったなら…時代が流れどう変化していったのだろうか。
一見の価値あるフィルム🎞