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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のmのレビュー・感想・評価

4.0
久々に美しい星を見たらやっぱりおもしろくって、原作の三島由紀夫、何者なんだ!?と気になり鑑賞。

バチバチの討論会になるのかと思いきや、三島由紀夫がこんなにも誠実でユーモアある人とは。
東大生も三島もお互いを尊重する姿勢があって、意見は違えど目指す方向性が意外と同じなのを感じた。
社会情勢に詳しくないし、難しい言葉が多くて半分も理解してないけど、惹き込まれて結局全部見ちゃった。素晴らしかった。

学生運動の映像見たら、思っていたより過激でびっくり。東大安田講堂事件も。冗談抜きで内乱の危機、、あんなに熱い時代があったなんて今じゃ考えられない。

インタビューに出てくる当時の学生や記者たち、70代80代なのにハキハキ話すし、目が真っ直ぐで、芯を持って生きてきたのが顔立ちや言葉から滲み出ていてかっこいい!知性、教養、経験、思考、、どう生きたかって人相が物語っているの本当に不思議、本当に皆さん凛々しくてかっこよくてそれを感じた。

「言葉が力を持っていた最後の時代」

熱量、敬意、言葉によるコミュニケーション、、、

今だって大切なことだと思う。
熱いってかっこいいよ。
私も熱量を絶やさず生きていたい。


(声が好みじゃないしエピソード薄いし寂聴さんのインタビューはいらないかな...)
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