三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のgolgomanのネタバレレビュー・内容・結末

登場人物達のエネルギーが伝わってくるようなドキュメンタリー。
年齢でくくるのもあれだけど、全共闘のメンバーも20代そこそこというのに、気迫がすごかった。
特に三島由紀夫と議論していた芥正彦さん。彼は中でも特に違うオーラを放ってた。
お恥ずかしい話、議論の中で出てくるワードだとか内容だとか、難し過ぎて半分以上頭に入ってこなかった。これはひとえに己の知識不足。

これを観る前は、公の前で自決するような人だから、過激で怖い人なのかと思ってた。でも、実際は学生達の話はちゃんと聞くし、なんなら少し攻撃的な学生に対しても、しっかり耳を傾ける姿勢が見えたので、印象がガラッと変わった。
議論の内容をしっかり理解できたら尚興味深いドキュメンタリーなんだろうけど、三島由紀夫の人柄みたいな部分が垣間見えるというだけでも、観る価値のあるものだと思う。