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彼女たちの革命前夜ののんchanのレビュー・感想・評価

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)
4.1
今日の2本目は続けて女性の奮闘シリーズのようになったけど😄

1970年、ミス・ワールドのロンドン大会で実際に起きた、女性解放運動家たちによる妨害騒動の映画化❗️
意外とMark数少ないけど、これは面白かった🥺お勧めしたい💫


実話にコメディ要素を入れ、当時の女性の立ち位置、ミスコンの舞台裏、家族の在り方、女性同士の友情、そして当然、舞台ドレスに、60〜70年代ファッションなど沢山の見どころが詰まってました✨

2つの違うサイドで同時進行してラストに纏まるので分かり易い。



サリー(キーラ・ナイトレイ)はバツイチで1人娘がいるが、優しいパートナーと母親から育児を協力してもらいながらロンドン大学に入学する。それは学問をやり直すためだったが...
大学内でジョー(ジェシー・バックリー)と出会い、女性の権利差別集会に参加し、ジョーが中心になっている女性解放活動グループと共に行動するようになる。

一方、ミスコン大会のため、主催者エリック(リス・エヴァンス)と妻ジュリア(キーリー・ホーズ)は大忙し。大会の司会者はアメリカからコメディアンのボブ・ホープ(グレッグ・キニア)を招聘する。ボブはかなりの女好きで...妻ドロレス(レスリー・マンヴィル)の懐の広さには天晴れ。
2人の妻は縁の下の力持ちだが、陰の実力者を示している。

サリーは活動家の代表してTV座談会へ出場しミスコン反対の意見を述べる「参加者がサイズを測られて公然と吟味されるのは牛の市場だけです」と。

今回の大会から黒人も線引きなしでの参加とし、当時アパルトヘイト時代のアフリカ南部からも受け入れた。世界から美女が集まる中、女性活動家たちは大会に忍び込み、途中で趣旨の抗議するヤジを飛ばし、粉の入ったボールと水鉄砲を発射して妨害する。
主要メンバー5人が勾留されることになるが、大会は続行。
この年の優勝者は黒人のグレナダ代表(ググ・バサ=ロー)🥇、アフリカ南部代表も準優勝🥈


ラストに現在の本人映像が...
サリーはロンドン大学の近代史の教授、ジョーは助産師になっていた。
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