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彼女たちの革命前夜のyasukottaのレビュー・感想・評価

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)
4.0
1970年か、ほんの少し前の話。まだまだ道のりは長い。でも、ゴールはどこなのだろう?

色々な立場の人がちゃんとそれぞれ魅力的に描かれているから、誰かしらに自分を重ねることができる。メッセージを押し付けるのではなく観る人に委ねる、良い映画だなと思った。一人ひとり主張も置かれている立場も違い、思いも違うのだから。

私はMisグレナダのジェニファーと、マイケル・ホープの奥さんと、サリーのお母さんに共感した。たぶん共通しているのは、抗えない大きな勢力に対して無理に反抗はしないけれど、自分の意見を見失わないということ。守るべきものがあるということ。
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